放課後デイサービス・児童発達支援の休日、学校休校日の1日の仕事のスケジュール例を紹介します。
おおまかな流れとなりますが、このようなスケジュールでいつも支援をしています。
一日の流れ(放課後等デイサービス、児童発達支援共通) 休日、学校休校日
順次到着(送迎)
健康状態の確認、水分補給、トイレ等
荷物の整理、連絡帳の提出

出来る限り自分の力で行えるように支援します。
児童発達管理責任者等が、一人ずつお話をしメンタルの安定を図ります。
始まりの会(あいさつ、出席確認、お返事、今日1日のスケジュールの確認)

今日は誰がきているのか、今日は何をするのか、を認識する事で不安を解消します。
バラバラになりがちなデイサービスを、きちんと始めと終わりを意識して行動できるようにします。
集団プログラム

公園に出かけたり、お出かけしたり、ゲームや調理などを通して、小さな集団の中での約束や、人とかかわることの大切さ楽しさを学んでいきます。知育・療育・体育双方の観点からプログラムします。
季節のイベントの企画や準備
※お買い物や公共機関の支払いの練習
感覚運動遊び 感覚と運動を繰り返し楽しむ→触る遊び(砂、水、粘土)
構成遊び 物を組み合わせる、並べる、作る→パズル、積み木、折り紙、お絵かき等
社会的遊び 仲間と一緒に遊ぶ→ごっこ遊び、かくれんぼ、ゲーム等
昼食準備
持参いただいたお弁当の他、お茶を用意したり、テーブルを用意したりなど、社会性を基調に、皆で食べることを理解して頂くようにします。
昼食

みんなでテーブルを囲み、皆で食べることの楽しさを感じられるようにします。
介助が必要な生徒には支援を致します。
歯磨き、片づけ
自由遊び
児童は帰りの準備
児童送迎
個別プログラム

個別支援計画に基づき、遊びや宿題、活動内容を設定して行います。
個々の目標や障害の特性に応じて、今後の社会生活を送る上での様々な課題にチャレンジします。
- 運筆練習(公文式などを取り入れ実施する)
- SSTの訓練を対話形式で行う
- 生活動作 ・箸、スプーン練習 ・ボタンの練習 ・ちょうちょ結び・衣類のたたみ方
おやつ
みんなでテーブルを囲み、一緒に食べることの喜びを感じられるようにします。
自由遊び

個別アセスメントに応じて、遊びの見つけ方、参加を促し、仲間に入れること等支援します。
参加できない、なにもできない等という場面の無いように関わります。
そうじ、片づけ、着替え等 帰りの準備
みんなで使う場所を綺麗にすること、皆と過ごすルールを確認します。
終わりの会(あいさつ、次回の登所日確認、今日の振り返りなど)
個別に送迎
※午後の児童発達支援は送迎がありません。